自費健診総論
日本では、何か「病気の症状があって」検査をするのは保険診療になります。検査項目については医師の裁量となり、患者さんの希望だけでは増減する事はできません。
しかし、症状のない時に「健康診断を目的として」検査する場合には全く別になります。希望者は自分で検査項目を選ぶことが出来ますが、健康保険は使えないので全て自費診療となります。
もちろん、健康診断の結果何らかの疾患が発見された場合、その後その疾患の診療には保険が使えます。
なお、ここで挙げたメニューは一例です。皆さんの需要に応じて、自由に内容を組み替えることができますので、お気軽にご相談下さい。
最低限健康診断
「就職の際、会社に提出する健康証明書」程度の内容です。
どちらかと言うと「書類を埋める」ための健康診断です。「きちんと健康状態を調べたい」という人向けではなく、受験や就職の際の書類として診断書が必要なだけという人用です。
費用が安いのが利点ですが、これだけでは本当に最低限の検査で、「体のことを調べた」とはとても言えません。 あくまで書類用とお考え下さい。
なお、受験・就職用の診断書は、提出先によって要求される内容がかなり異なります。血液検査が必要な場合も、該当項目だけに絞った検査ができますので、お気軽にご相談下さい。
【内 容】 | 基本的な身体検査(身長体重・視力・血圧測定等) 尿検査 診断書 |
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【費 用】 (消費税込) |
\5,500 |
【主なオプション】 | 胸部レントゲン写真(1方向)を追加すると8,250円となります。 |
公的健診程度の健康診断
いわゆる「生活習慣病健診」程度の内容です。
公費で行われている「健康診断」とほぼ同じ内容です。
費用も手頃で、ひととおりの「生活習慣病検診」ができますので、定期的・健康チェック的な健診としては最適です。
ただしこれだけでは消化器系・婦人科系がんに関するチェックはほとんど含まれていません(肺がんは胸部レントゲン検査で【ある程度】チェックできます)。
【内 容】 | 基本的な身体検査(身長体重・視力・血圧測定等) 尿検査 採血検査各種(項目は自由に選べますが、代表メニューとしてA・B・Cの3コースを用意しました) 胸部レントゲン写真(1方向) 診断書 |
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「採血検査」の内容は以下の通りです。項目の多さによって3コースあります。 | |
Aコース (職場健診程度) |
GOT/GPT/γ-GTP(以上基本的な肝機能検査) コレステロール・中性脂肪(脂質異常症の検査) 血糖(糖尿病検査) 血算(貧血等の検査) |
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Bコース (成人病・老人健診程度) |
Aコース相当分 + 腎機能検査 尿酸(痛風の検査) 血中総タンパク量(栄養状態の検査) |
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Cコース (一般的な血液検査全部) |
Bコース相当分 + より詳細な肝機能・胆道系検査 アミラーゼ(膵臓検査) その他 |
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【費 用】 (消費税込) |
Aコース 13,750円,Bコース 14,850円,Cコース 15,950円 | |
【主なオプション】 | 心電図を追加すると2,200円増しとなります。 |
この他、ミニ人間ドックなども承っております。
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