新型コロナワクチン接種についての情報です。(2022/11/01現在)
弊院でのコロナワクチン接種について
-コロナウイルスワクチンは完全予約制です-
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江東区共通予約サイトへの直リンク → https://v-yoyaku.jp/131083-koto
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オミクロン株対応の2価ワクチンについて
日本では2021年5月から登場した従来のコロナウイルスワクチンは、もともとアルファ株という種類のコロナウイルスをターゲットにしたものです。このワクチンはめざましい成果を上げ、多くの人のコロナ死を防ぎました。
しかしウイルス側も時々刻々変異していきます。2022年冒頭に来襲したオミクロン株は、それまでの物より断然うつり易く、また人間が獲得した免疫が効きにくい性質を持っていました。彼らを抑えるには、オミクロン株に対抗する新しいワクチンが必要だったのです。
そして2022年9月、その新しいワクチンが登場しました。これを「2価コロナウイルスワクチン」と呼びます。
弊院では2022/09/29以降、12歳以上の人は全員2価のファイザー製コロナワクチンを用いています。
更に2022/10/20以降はBA.4とBA.5に対応したタイプの物になります。
新しい「2価コロナウイルスワクチン」に対し区別を付けるため、従来のワクチンを「単価ワクチン」と呼びます。
当院で行なっているワクチン接種
2022/11/01現在、
- 6ヶ月~4歳の1回目・2回目・3回目接種 (使用ワクチン:乳幼児用単価ファイザー)
- 5~11歳の1回目・2回目・3回目接種 (使用ワクチン:小児用単価ファイザー)
- 12歳以上の3回目・4回目接種 (使用ワクチン:大人用2価ファイザー<BA.5>)
をそれぞれ行なっています。
4歳以下に関しては2023年3月末まで、5歳以上に関しては2023年1月いっぱいまではこの体制です。その後はわかりません。ワクチンは自治体から配布されるものなので、種類については当院の一存では決められないのです。あしからずご了承ください。
予約の方法
江東区の医療機関は多くのところで、上記の江東区共通予約サイト、またはコールセンターを通してコロナワクチンの接種を承ることになっています。
弊院では医院へのお電話や、窓口での直接の申し込みではご予約いただけませんのでご注意下さい。
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- 江東区共通予約サイトへの直リンク → https://v-yoyaku.jp/131083-koto
- またはコールセンターに直電 → 電話 0570-011-0080570-011-008
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※予約サイトご利用時の諸注意※
- 予約の際は事前に詳しい使い方をご覧になっておき、
必要な物を準備してからご利用になる事をお薦めします。
使い方の案内はコチラ → 江東区のコロナワクチン予約サイトについて - 弊院での接種をご希望の方は、予約サイトの[接種会場を選択]から
みやたけクリニック と入力してご検索下さい。
(下の画像をクリックすると手順を拡大します) - 江東区共通予約サイトでは、弊院での個別接種と、
スポーツセンター等での集団接種、どちらの予約も取る事ができます。
要は早く接種を受けることです。ご都合のよい会場で予約をとられて下さい。
予約ワクについて
弊院では現在、基本的に診療日は全日全時間で接種を予定しております。ただし、
- 接種後最低15~30分の待機が必要なため、昼夜の終業時刻間際は予約ワクを設定しておりません。
- 発熱外来を行なっている時間帯(12:00~13:00,18:00~19:00 である事が多い <日によって違います>)も予約ワクを設定しておりません。
- 諸事情により予約ワクを設定していない日時もあります。
- 事前にご連絡いただければ予約ワクを多少前後させる事はできますが、
ワクチンの賞味期限が短いため、大きく遅らせる事は承れません。 - 連絡なくお越しでなかった場合(大幅遅刻を含む)は、ワクチンは他の人に回り、予約での権利が消滅します。
予約ワクの設定は15分刻みと結構細かくなっています。接種される方同士が狭い院内でひしめき合う“密”を避けるために、なるべく予約時刻どおりにご来院下さい。ただし通常の診療もしている関係上、必ずしも予約時刻通りには進行できない場合がございます。お許し下さい。
1・2・3回目接種について(6ヶ月齢~4歳の乳幼児)
6ヶ月齢~4歳の乳幼児全員が接種の対象となります。この年齢帯では3回接種すると5歳以上の人で2回接種したのと同じくらいの抗体価となり、オミクロン株に対してもいい効果が発揮できるようになります(2回では不十分)。このため、まず最初に3回続けて接種をします。
接種の間隔は以下の通りです。
- 1→2回目:3週間
- 2→3回目:8週間
乳幼児は年齢によって接種をする部位が異なるのでご注意下さい。

3回目接種について(5歳以上の小児・大人)
5歳以上で3回目接種の対象となるのは
- 2回目接種から3ヶ月経過している(12歳以上)
- 2回目接種から5ヶ月経過している(5~11歳)
の条件を満たす人です。(2022/10/29現在)
2022/09/06より小児の3回目接種が始まったため、2回目まで接種済の5歳以上は全員が3回目接種の対象となりました。
また今まで接種間隔は「何歳でも2回目から5ヶ月」でしたが、2022年10月末から「12歳以上の人は2回目から3ヶ月」と改められています。
5~11歳の人は「前回から5ヶ月」のままです。
12歳以上の人は全員2価のファイザー製コロナワクチンを用います。
5~11歳の小児用2価ワクチンはまだ承認待ち段階であり、国内で流通していません。2023年1月現在は従来通りのものを用います。
4回目接種について
4回目接種の対象となるのは(2022/11/01現在)
- 3回目接種が済んでいる12歳以上の人全員
- 3回目接種から3ヶ月経過している
- まだ4回目接種をしていない
- 今までに2価ワクチンを接種していない
の全てを満たす人になります。
使用するのは全員2価のファイザー製コロナワクチンとなります。
2022/11/01現在「2価ワクチンの接種は1度のみ」と決まっており、2価ワクチンで3回目をした人はそこから3ヶ月経っても4回目の接種はできません。
2022年9月末まであった「60歳以上でないと4回目をできない」という制限はなくなりました。
5回目接種について
5回目接種の対象となるのは(2022/11/01現在)
- 単価ワクチンで4回目接種を実施済み
- 4回目接種から3ヶ月が経過している
- 今までに2価ワクチンを接種していない
の全てを満たす人になります。
2022/11/01現在「2価ワクチンの接種は1度のみ」と決まっており、2価ワクチンで4回目をした人はそこから3ヶ月経っても5回目の接種はできません。
接種当日に必要なもの
接種には
- 1.接種券
- 2.予診票 (5~11歳の小児の場合は来院後のお渡しとなります)
- 3.本人確認のできる書類(運転免許証・保険証など)
の3つが必ず必要です。忘れずにお持ち下さい。
初診の方は新しくカルテを作りますので、保険証もお願いします。
また接種は利き手でない方の肩(三角筋)に行いますので、容易に肩の出せる服装でお越し下さい。

1.接種券 (区から届いた封筒に入っています)

2.予診票 (3回目分は区から届いた封筒に入っています)
※ なお5~11歳の小児については、区から来た封筒に1・2回目用の予診票が同封されていません<ぶっちゃけ不手際>。説明書的な物も入ってないです。
たまに入っていることもあるんですが、今は使われていない古い仕様の紙だったりして大変困ります。<ぶっちゃけ大大大不手際>
いずれも来院されてからのお渡し、または書き直しとなりますが、事前に正しいのを取りにお越し頂き、ご自宅で記入を済まされていると当日スムースです。

3.本人確認のできる書類(運転免許証,保険証など)

接種当日の体調等について
せっかく予約を取っていただいていても、下記に当てはまる場合は接種ができない場合がありますので、当日まで体調管理には充分ご留意下さい。
- 明らかに発熱している人 (通常は37.5℃以上を指します)
- 重い急性疾患にかかっている人
- 本ワクチンの成分に対し重度の過敏症(アナフィラキシー)の既往がある人
- 最近10日以内に発熱・咳などの症状のあった人
- その他、医師の判断で不適切とされた人
接種を受けられるかご不安な場合は、事前に弊院までご相談下さい。
接種後の注意について
アナフィラキシーの件
ワクチン接種後に強いアレルギー反応(アナフィラキシー と呼びます)を起こす方が100万人に4~5人の割合でおられます。
アナフィラキシーは速やかに対処すれば、多くの場合それほど怖い問題ではありません。ただし速やかに対処できないと大変良くない結果に繋がる事があります。このため接種後も最低15~30分は院内にとどまり、様子を見ていただく必要があります。
もし弊院での接種後にアナフィラキシーを起こした方がおられた場合、院長はその対処にしばらくかかりきりになります。その後の接種予約や診療は大幅に遅れる場合がありますのでご了承下さい。
発熱等の副反応の件(12歳以上の人 3回目接種 単価ワクチン)
新型コロナウイルスワクチン接種後、特に接種の翌日には37.5℃以上(時に38℃越え)の発熱や、強い倦怠感を起こす方が20~50%おられます。2回目接種の時と頻度・程度・年齢分布共にほぼ変わりません。若い人ほど発熱が多く、高齢者は少ない傾向があります。
下の図は1・2・3回目ともファイザー製単価ワクチンを使用した方の3回目接種後のデータです。元ネタはココ。厚生労働省がまとめた日本人データです。モデルナはこれよりやや発熱が多いですが、傾向は同じです。

発熱や倦怠感は決して歓迎できる事ではないですが、体内に免疫を作るために必要な反応が起こっている証拠でもあります。大抵は1日で治まります(時に2~3日)ので、あまり気にせずゆっくり休まれて下さい。怖い問題が起きているのではありません。

またこのために、特に接種の翌日、可能なら翌々日までは予定を入れず、お仕事を休めるよう準備しておかれた方がよろしいです。
各職場のボスの方は、従業員が気兼ねなく接種翌日~翌々日に休める体制をご用意下さい。このコロナ禍を一日も早く解決するために必要な休みです。どうかよろしくお願い致します。
発熱等の副反応の件(18歳以上の大人 4回目接種 単価ワクチン)
4回目接種は基本的に高齢者が対象になっています(2022年9月までの話)。このため接種後に熱を出す人は少ない。また1日でほとんど全員熱が引いています。3回目接種と同じ傾向ですね。
下の図は4回目としてファイザー製単価ワクチンを使用した方のデータです。厚生労働省がまとめた日本人データで、3回目までがファイザー製だったかモデルナ製だったかは問わずに集計しています。元ネタはココ。4回目接種が単価モデルナの場合はこれよりほんの少し発熱が多いですが、やはり傾向は同じです。

ただし倦怠感は老若を問わず結構な率で出ます。やはり接種の翌日、可能なら翌々日までは予定を入れず、お仕事を休めるよう準備しておかれた方がよろしいでしょう。
発熱等の副反応の件(大人 3~4回目接種 2価ワクチン)
2価ワクチンの場合はどうなのか。2022/09/19現在で日本ではまだ始まっていませんから、当然日本人のデータはありません。アメリカのデータを引用します。
55歳以上の人に2価のファイザーワクチンを接種してから1週間以内に起きた全ての副反応の集計です。

アメリカでは38℃以上でないと発熱と見なさないためか、なんかエラく発熱が少ないデータになっていますが、基本的には日本で単価ワクチン3回目を行った場合とほとんど変わりません。
副反応的には今までと同じ、と推定していいでしょう。
発熱等の副反応の件(5~11歳の小児 1・2回目接種)
一般に若い人ほど副反応が強いので、小児はさぞかし高い熱が出るだろうと思いがちですが、意外とそうでもありません。実際には5~11歳の小児で接種後に37.5℃以上の熱が出る人は1割いるかいないか程度です。2回目の方が「やや多い」ですが、大人と比べると1回目との差は大きくありません。
厚生労働省の日本人データを引用します。元ネタはココ。

これは小児用のワクチン(ファイザー)は抗原量(早い話が“濃さ”)が大人の3分の1だからと考えられています。しかし効果は大人と変わりません。
ただ倦怠感などは熱より多く出ます。接種後1~2日は無理させず、ゆっくり過ごさせましょう。

発熱等の副反応の件(5~11歳の小児 3回目接種)
小児の3回目接種は2022/09/07現在まだ始まったばかりなので、国内データの集積がありません。アメリカのデータを引用して作図します。

アメリカでは集計基準が日本と少し異なり、38℃以上でないと発熱とみなさないのでその点はご留意ください。彼らは温度に華氏を用いるので区切り方も異なります。しかしアメリカ同士で1・2・3回目データを比較するとおおよそのことは掴めると思います。
- 小児の3回目接種での発熱は2回目より僅かに多いが、それでも5%程度
- だるさは2回目と同じくらい出る
要するに日本の1・2回目データとそれほど変わらないという事です。
アメリカのデータは「接種後1週間以内に発熱した人の集計」というような形で提示されるため、何日目に熱や倦怠感が引くとかは明らかでありませんが、これも概ね日本の1・2回目と同様に考えて良いと思います。
接種後1~2日は無理させず、ゆっくり過ごさせましょう。
発熱等の副反応の件(6ヶ月~4歳の乳幼児 1・2・3回目接種)
乳幼児の接種は2022/11/01現在まだ始まったばかりなので、国内データの集積がありません。アメリカのデータを引用して作図します。

アメリカでは集計基準が日本と少し異なり、38℃以上でないと発熱とみなさないのでその点はご留意ください。
乳幼児向けコロナワクチン(ファイザー)は抗原量(“濃さ”の事)が大人の10分の1であり、副反応の発生率はそれほど高くありません。
- 乳幼児の接種ではあまり発熱がない、やはり5%程度
- だるさは4~5人に1人くらい出る
- 1・2・3回目とも副反応の発生頻度に差はない(2回目でドン!はない)
アメリカのデータは「接種後1週間以内に発熱した人の集計」というような形で提示されるため、何日目に熱や倦怠感が引くとかは明らかでありませんが、これも概ね5~11歳の小児と同様に考えて良いと思います。
接種後1~2日は無理させず、ゆっくり過ごさせましょう。
ワクチンの種類について
2022/11/01現在、弊院で12歳以上の人に使用可能なワクチンは、ファイザー社製 2価コミナティのみです。3回目接種も4回目接種も5回目接種も同じです。
1・2・3回目接種がファイザーだったかモデルナだったかを考える必要はありません。どちらでも接種の効果は同等と考えて良いです。
ただし心筋炎への懸念のため、20~30歳代の人(特に男性)は可能であればモデルナ製よりファイザー製の方がよさそうです。
6ヶ月~4歳の乳幼児、及び5~11歳の小児は小児用の単価ファイザー製になります。乳幼児・小児にモデルナは使えません。